IC-70
時計師用の機器です、機械時計の精度が簡単に計測できます。
時計コレクターのあなたに、ワインディングマシンの次にタイムグラファはいかがですか!

 IC-70はTR-3の後継機
と思われ現在も多くの時計師に
現場で使用されているタイムグ
ラファです。
機械時計からクオーツに切り替え
が進む中生産されました。

真空管式P-61 トランジスター式の
TR-3 と進歩し当時開発が始まった
IC( 集積回路 )を使用した

前者の2モデルは少々気むずかし
ところが有るモデルですがこの
IC-70(初期型)は
設計も良く安定した測定ができます。

1975年製の機械式時計の精度を計測するタイムグラファIC-70(初期型)です。
初期型は側面の板が木製です。
木製のためヘコミ・キズ・塗装はがれがあります。
感圧式ペーパーにカンカンカンとハンマーが叩き精度を表示いたします。
ペーパーと並行にラインが進行すれば精度バッチリです、画像のペーパーラインは右に傾斜しておりますので
約20秒/1日遅れるとでております。
時計師が時計の精度の判断につかうプロユース測定器です。
IC・ソリッドステート・トランジスター式タイムグラファ 当時、服部時計店(現SEIKO)が発売元でした。
このモデルは現在も時計師が使用していた機器ですが機械的・電気的にもダメージがきておりましたので、
私が特に経年変化の大きい電子部品を交換しメカの清掃と注油、一部再塗装のレストアをいたしました。

画像は他器による参考画像
精度が傾斜を打点としてペーパーに記録されます、普通測定で測りましたので精度はプラス5秒 程と表示されました。
ラインをカーソルに合わせると精度を測れます。
ペーパー速度の切り替えにより2倍の精度測定も可能で、現在の表示でマイナス10秒の計測ができます。

IC-70最大特徴のスパイラルローラーです。
従来のローラーの2倍以上の直径をもったこのローラー
により、打点面積が1/2以下になり記録が繊細になり時計の
欠点を見つけるのが容易になりました。
又このスパイラルローラーは COUSTOM ORDER
と書かれたシンクロナスモータに直接接続された
DDダイレクトドライブですこれもギヤーを介した回転
より安定な回転をいたします。
画像は以前撮影の同型のものです。


 測定用マイクロフォンです、時計からの「チクタク音」を捉えます。
6ポジションでの姿勢差測定ができます。
マイク・エレメントとケーブルを交換してあります。


6ポジション
@ 水平姿勢 文字盤上
A 水平姿勢 文字盤下
B 垂直姿勢 6時上
C 垂直姿勢 3時上
D 垂直姿勢 9時上
E 垂直姿勢 12時上
当時取り扱い説明書のコピーとタイムグラファの記録集です。ペーパーに印字された様子から時計の不具合がパターンから
わかります。    タイムグラファ必携の資料を添付いたします。

仕様
富士電子工業製 タイムグラファ IC-70初期型
IC 11個 トランジスター4本 SCR 1本
振動数  1, 1.2, 1.25, 1.5,   3 1/3,   4, 4.5, 5, 5.5, 6, 8, 10, 12振動
表示方式 感圧紙印字式 
水晶発振器 ( 1Hzまでの簡易校正をしてありますので、充分正確に打刻できます。)
電源 AC100V 25W
サイズ 110mm*180mm *250mm
重さ 約 約5.6Kg (本体のみ)
タイムグラファIC-70 本体+測定用マイク+イヤフォン+印字用ペーパー1本・取り扱い説明書(コピー)・
タイムグラファの記録集(コピー)が一式です。
このタイムグラファ-についてインプレッション。

 今回は私がこのIC-70をレストアをいたしました。
約30年の経年変化の顕著な電子部品は新しいパーツに交換いたしました。
この部品交換により正確・精密に打点を打つようになりました。
またTVサブキャリアにて原発振を1Hzまでの簡易校正をしてありますので、充分正確に打刻できます。
しっかり使用できる測定器です。
製造からかなりの年数が経過しておりますので残念ながら保証をつけることができませんが、サポートはいたします。

ご注意
この機器はプロユースの機器です、精度を計測できますが、お客様が時計の裏蓋等を開け精度調整され時計に重大な影響を
及ぼされましても当店は補償いたしません。調整は時計師にご依頼され、お客様の責任でされるようお願いいたします。
タイムグラファ  IC-70
\45,000 消費税+送料を含む

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